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恩田 真弓さん / 専門店店舗
こぐまでアルバイトをするきっかけを教えてください。
実はこぐまと縁ができたのは新卒のとき。正社員として入社し、結婚を機に退職したんです。アルバイトの経歴としてはちょっと変わっていると思います（笑）。大学では保育関係の勉強をしていたので「子どもに関わる仕事」という軸で就職先を考えていました。接客の仕事が自分に合っていたこと、大学の先輩がこぐまで働いていたこともあって就職を決めました。
4年ほど働いていましたが、その頃からアットホームで先輩・後輩の関係性もよく、いい職場だなと感じていました。その後、子育てがひと段落して別の仕事を始めたのですが、なにか違う……と感じていたとき、当時の同僚から「また働かない？」と声をかけてもらって復帰しました。
直営店の前は、百貨店のこぐまで働かれているんですね！
そうなんです。百貨店で働きはじめてから引越しが決まり、アルバイトの通勤にしてはかなり遠いので「またパート先を探さないと」と思っていたのですが、会社の方が「それなら近くのお店で働けばいい」と言ってくださって。アルバイトであっても生活の変化に対応してもらえたことは驚いたし、ありがたかったです。
子育て経験は、仕事をする上で活かされていますか？
今、4歳半の子どもを育ててきた中で、この時期はこんなことでお困りだろうなとか、この時期はこんなことに興味を持つだろうなと想像できるようになり、ご提案も以前より自信を持ってできるようになりました。また、こぐまはおもちゃだけでなく子ども向けの雑貨や生活用品を販売しているので、お子さんのご年齢や好みで必要なものを組み合わせたギフトの提案もできるようになってきましたね。
こぐまで働く上で魅力に感じていることはありますか？
どのお店も温かな雰囲気で、働く側も居心地がいいのは魅力だと思います。仕事も、スタッフみんなで協力し合えるので、同僚より一歩進んだ仲間という感覚があります。
また、子育て中は特に、子どもの体調変化など突発的な事情でシフト変更をお願いしなければならないことがあります。今、店舗のスタッフは、私を含めて3名が主婦の方。シフトの急な変更で迷惑をかけることもありますが、リーダーをはじめとしたスタッフ全員でカバーしてくれてありがたく思っています。今は週3～4日のペースで働いています。シフトも自分の希望通りに組んでもらっていて、働きやすさを感じています。
こんなお店にしたいという思いはありますか？
おもちゃはここで買いたい！ とお客様に思っていただけるようなお店にしたいですね。私自身まだまだ手探り状態ですが、お客様の希望を察することができるように気を付けています。百貨店ではよろこばれた積極的なお声がけが、ショッピングモールでは必要ないこともあります。まずは、楽しい思い出がたくさんある場所になれるように、親御さんとも雑談したり楽しんでもらえるようにしています。お客様がおもちゃを手に取っておられるときは、おもちゃの遊び方などをご説明して、家で使うイメージが湧くようにしています。
あと、自分が社員として働いていたときはおもちゃ以外の商品を扱うことがなかったので、雑貨関係の知識を増やしてより楽しいお店にしたいです。
仕事をする上でのやりがいはどんなときに感じますか？
みなさんそうだと思いますが、自分がご説明をして、お客様がうれしそうにおもちゃを買ってくださったときは、確かなやりがいを感じます。
あと「また来ますね」とおっしゃって、本当にリピートしてくださったり事後報告があるときもとてもやりがいを感じます。「この前おすすめしてもらったおもちゃがよろこばれて感謝しています。次もお願いします」とわざわざお電話をくださるお客様の存在も、私のやりがいにつながっています。
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