RECRUIT
佐久間千里さん / 百貨店店舗
まず、アルバイトを始めるきっかけを教えてください。
大学入学前にアルバイト先を探し始めたのですが、その頃「ブラックバイト」が話題になりはじめたんです(苦笑)。そんな時期だったので、百貨店内のお店なら学生でも安心して働けるかなと思って応募しました。そこまで「おもちゃが好き!」といったこだわりはなかったですし、それまで小さなお子さんと接する機会もありませんでした。仕事をする中で、だんだん好きになっていった気がします。
もう、4年ほどアルバイトを続けられているんですね。
そうですね。中国語圏へ1年間留学するため休学していた時期を除いて、ずっとこぐまの店舗で働いています。続いている理由は、リーダー(店長)が、スタッフの事情を理解しようと努めてくれていたからだと思います。
私の場合は理系の学部で実習が多く、週3日ほどしかシフトに入れなかったのですが、歴代のリーダーが「学生さんは学業優先だから」と受け入れてくれたり、テスト前もシフトを調整してもらえたり、ブラックバイトとは正反対の環境。ずっと働きたいと思えましたね。
職場の雰囲気はどうでしたか?
とてもいいと思います。シフトの調整もみんなで助け合ってなんとかしようという意識がありますし、スタッフは優しい人ばかりです。何度か、店舗に本社の社員さんが応援に来てくれて一緒に働く機会がありましたが、みなさんあたたかくていい会社だなぁと思います。私が楽しそうなのがわかるのか、親から「このまま就職したら?」と言われたこともありました。
アルバイトなので全員揃う機会が少ないのですが、百貨店の休館日前日に、スタッフが集まって飲みに行ったりもします。
普段のお仕事はどのような内容ですか?
主に接客と品出し、商品の発注をします。今は、リカちゃんと公文式などの知育玩具の発注を担当しています。何を発注するかは各商品の担当者にかなり任せてもらっていて、これまでの売れ筋や、自分が売れそうだと思ったものを選びます。サンプルがあるおもちゃなどは、手に取ってもらいやすいので優先して発注していますね。リーダーから教わって意識しているのは、季節感を大切にすること。入学シーズンの前には、リカちゃんの洋服も学校の制服を多めに頼んだりします。
仕事をする上で心掛けていることはありますか?
すべてを丁寧にすることですね。百貨店のお店はご年配のお客様が多いので、言葉遣いにも気を遣うようになりました。ギフトを選ばれるお客様も多く、丁寧な包装はもちろん、値札をはがしたかどうか、リボンの色、配送料などもひとつひとつ確認しながら進めます。
最初、ギフト包装がすごく苦手だったんです。ご迷惑をおかけしたこともあって、自宅のティッシュ箱を、半分に切った新聞紙で包んでひたすら練習したことを思い出しました(笑)。
仕事をしていてうれしかったことを教えてください。
月並みですが、自分が説明したおもちゃを「じゃあこれにします」と納得して買っていただけたときはうれしいです。あと、こぐまに置かれているおもちゃや雑貨は、天然素材でつくられていたり、自分としても自信をもっておすすめできるものが多いので、自然と説明に力がこもる気がします。
この先やってみたい仕事はありますか?
アルバイトを長く続けられた理由でもあるのですが、いつも自分がチャレンジしたいことをさせてもらっているので、すぐには思いつかないです……。もう一度、着ぐるみを着てイベントに出たい! くらいです(笑)。
実は、留学から戻ってきてから「一緒に働きませんか?」と声をかけていただいて、百貨店以外の店舗でもアルバイトをしています。その店は、アジア圏からのお客様がとても多く、学んだ中国語を使う機会をつくっていただけてありがたいなと思います。アルバイトであっても、その人の事情や能力をよく見てくれていることがうれしいです。
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